ステキコンテンツ合同会社(代表 中村航、本社:東京都中央区)は、同社が運営する出版社ステキブックスよりホラー小説『幸福の森』(著者・千年砂漠)を2024年7月31日(水)より、紙の本、及び電子書籍で発売することを決定し、予約受付を開始いたしました。
◆「第二回ステキブンゲイ大賞」準大賞受賞作の書籍化、2024年7月31日発売!
『幸福の森』は、小説投稿サイト「ステキブンゲイ」にて開催され2022年4月に発表された「第二回ステキブンゲイ大賞」にて準大賞に選出された小説作品です。
敬愛する幻想小説家の、幼いひとり娘の家庭教師を務めることとなり、成功を手にしかけると同時に不穏に苛まれるようになった作家志望の青年を描いた物語です。随所に立ち現われる「森」のイメージに幻惑され、読む者を心理的に追い詰めていくような、超自然的ホラー作品となっています。
著者である千年砂漠さんは、愛媛県在住の一般の主婦であり、Web小説の投稿を経て「第二回ステキブンゲイ大賞」において準大賞を受賞、約2年をかけた改稿の末、本作でデビューを果たします。
◆『幸福の森』あらすじ
尊敬する幻想文学の巨匠から娘の家庭教師として職を得た、小説家志望の青年・卓也。深い森の奥の屋敷に通い、幼く美しいその少女・幸子との交流がはじまってから卓也の運は確かに開けはじめ、作家への糸口も掴むことができた。しかし同時に、卓也は正体不明の不穏に苛まれるようになる。あたかも森の木々が伸ばした枝や蔦に絡め取られるかのように、幸福に侵食され「いま」を見失う卓也。引き換えのように蘇る「過去」。そして最後の記憶を取り戻した卓也に、幸子が微笑む――私を幸せにして、と。
◆選考コメント
不穏な空気感があって、ホラー小説として秀逸でした。――中村航(小説家、審査委員長)
陰湿とした森の情景描写、主人公が弱りながらも幸せに満ちていく様子は映像として見えているようでした。――いぬじゅん(小説家)
◆著者紹介
1962年生まれ。愛媛県在住。ウェブ等で執筆活動を続け、2022年に本作にて「第二回ステキブンゲイ大賞」準大賞を受賞し、改稿を経た本書でデビュー。
◆囁揺的音楽集団AsMRが本作をテーマとした楽曲を制作!!
今話題のダークファンタジーバンド「囁揺的音楽集団AsMR」が本作をテーマにした楽曲を制作。8月15日より配信されるその楽曲は、本書掲載のQRコードから無料ダウンロードできます。音楽の力が作品の世界観をより膨らませてくれます。
【囁揺的音楽集団AsMR(ショウヨウテキオンガクシュウダンアズマー)とは】
Milli(Vocal/Piano/lyrics)、GINA(Guitar/Roaring sound)、Ayaka(Bass/Whisper)、emyu:(Violin/Sratching noise)というドラムレスの4人組バンド。
メタル、ジャズ、クラシック、ポップス、ノイズ、映画音楽など様々なジャンルを横断するボーダーレスな音楽性。メロディアスかつダークネス、カオティックかつシアトリカルな世界観。一人二役以上の役割を担うことで他とは一線を画した類例が見当たらないバンド。